【ロサンゼルス】OTVの前原氏参加 WUB北米支部が新年総会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
新年総会に集まったWUB北米支部のメンバーら。前列左から3人目が比嘉会長、後列左から3人目が前原氏=1月19日、ロサンゼルス市内ダウンタウン

 世界ウチナーンチュ・ビジネスネットワーク(WUB)北米支部(アルヴィン・比嘉会長)は1月19日、ロサンゼルス市内ダウンタウンで新年総会を開いた。新年総会では、2009年にロサンゼルスで開催される第13回WUB国際会議を中心に、会員らが活発に意見を交わした。

 比嘉会長は昨年12月にハワイで催されたWUB役員会議の概要や各支部の活動内容を紹介。報告を受け、ビジネスマインドを持った県系人師弟育成の奨学金制度設立の可能性、北米におけるビジネス網構築など、北米支部の今後の取り組みについて論議した。
 来年は北米沖縄県人会が100周年を迎えることから、県人会との連携強化や、新会員を募るため、南カリフォルニアの県出身ビジネスオーナーらを特定し、勧誘していく方針も打ち出された。また、8月のブラジル移民100周年祭にあわせて開催される国際会議への参加も呼びかけた。
 この日は、北米沖縄県人会主催の講演会のため当地を訪れている前原信一・沖縄テレビ放送取締役報道制作編成担当が特別ゲストとして参加。総会後の歓迎会では、前原氏が1997年から7年間、製作を担当した「世界ウチナーンチュ紀行」や世界の県系人の歴史や活躍などに関する質問も次々と飛び出し、交流を深めていた。
 (平安名純代通信員)