【アルゼンチン】新年ピクニックで親睦 西原町人会


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西原町人会の新年ピクニックで懇談する県人ら=1月20日、ブエノスアイレス市内

 在アルゼンチン西原町人会(仲宗根ベニート会長)は1月20日、恒例の新年ピクニックをブエノスアイレス市内のブエノスアイレス日本人会所有の運動場で開催した。アルゼンチンの正月は真夏になるが、今年は気候異変で日本の正月のような涼しい天気となり、西原町人会のピクニックは春を思わせる快適な日となった。

 会員らは満面の笑みをたたえながら、会場内で三々五々に懇親を深め、昼食ではアルゼンチン自慢のアサード(焼き肉)に舌鼓を打った。
 仲宗根会長の新年のあいさつのあと、与那嶺義勝幹事が昨年度の町費研修生の小橋川アリエル・ファクンドさんを紹介した。小橋川さんは「私は第19期目の卒業生。皆さんのおかげで西原町で日本語や三線を習ってきました」と、きれいな日本語であいさつした。
 会場では、ビンゴ大会も開催され、お目当ての賞品を前に、会場は華やいだ雰囲気に包まれた。
 また、移民100年祭に向けて始まったエイサーの練習もあり、目の前で演じられるエイサーの勇壮な太鼓に目を奪われていた。
 (新垣善太郎通信員)