【アルゼンチン】エイサー指導で来亜 仲村さん亀里さん


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アルゼンチンで移民100年祭に向けエイサー指導に当たる仲村菜美子さん(左)と亀里晴美さん=1月20日、ブエノスアイレス市内

 アルゼンチン移民100年祭実行員会が、県に派遣を要請していたエイサー指導員が1月17日、来亜した。派遣されたのは琉球国祭り太鼓の名護支部副支部長の仲村菜美子さん、同北部地区長の亀里晴美さんの2人。琉球国祭り太鼓は、アルゼンチンにも支部があり、エイサーを披露している。

 仲村さんらは、来亜と同時に指導を始めているが、練習の様子について「すごく良い。ただ、わたしたちとは少し違う感じがある」と述べ、今後の指導に意欲を見せた。またアルゼンチンについては、「良いところで、大変好きです」と語っていた。
 仲村さんらは今後3カ月間、ロサリオ(ブエノスアイレスから400キロ)、コルドバ(700キロ)などで、1カ月間ずつエイサーの指導に当たる。
 移民100年祭実行委員会では「今回の移民100年祭はきっと素晴らしいものになる」と練習の成果と指導の効果に期待を寄せている。
(新垣善太郎通信員)