【アルゼンチン】古里懐かしみ演歌など熱唱/県人会がシニアカラオケ大会


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11団体と個人が参加して行われたシニアカラオケ大会

 在亜沖縄県人連合会(米須清文会長)のイベントの一つとして、シニアカラオケ大会が7年前から行われている。開設当時は継続がかなり心配されたが、今回で7回目を迎え、定着している。
 カラオケ大会は青少年、シニア両方とも在亜沖縄県人連合会が主催して行うことができたということが成功につながっているようだ。今回は11団体と個人の計69人が出場した。
 今回のシニアカラオケ大会は11月26日に行われた。午後5時から始まった大会は、翌27日の午前1時すぎまで、8時間余にわたった。シニアという年齢層で、時間を気にするわけではないが、それでも終わり近くは皆疲れ気味だった。

 在亜日本人の趣味としてゲートボールとともに人気のカラオケ。2世時代になっている今、この2つの趣味は、人生の中で最高だという傾向になってきている。カラオケの歌は演歌中心で、日本の心と古里を懐かしむような心情が表れている。
 シニアカラオケは青少年たちのものと違って、飲食をしながら行われているので、雰囲気も大会というより、文字通り祭り気分である。
 大会結果は次の通り。(敬称略)
【団体】
▽1位 ラプラタ日本人会A
▽2位 読谷村人会A
▽3位 沖縄ゴルフクラブA
【年齢別・40―55歳の部】
▽1位 和後民子
▽2位 仲村渠定幸
▽3位 西田孝
【年齢別・56歳以上】
▽1位 高島満博
▽2位 小笠原ヒトシ
▽3位 古堅宗元
【個人】
▽1位 和後民子
▽2位 仲村渠定幸
▽3位 松下公博
(新垣善太郎通信員)