【アルゼンチン】参加費無料の忘年会 在亜県人会が会員に感謝の催し


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例年と違い参加費無料で催された県人連合会忘年会

 アルゼンチンでも師走に入ると忘年会が花盛りで、特に週末に集中する。在亜沖縄県人連合会(米須清文会長)も毎年忘年会を開いているが、今年は12月の第2土曜日(10日)に大々的に開催した。
 これまでは会費制でアサード(焼き肉)をしていたが、今回は新会長のもと、参加費無料で催された。
 米須会長は、この1年協力してくれたたくさんの会員に感謝する意味で、例年と違った方法で、誰でも参加できるように開催することにしたという。謝恩忘年会という形になり、出席者が一品料理を持ってくるということになった。料理は色とりどりに数多く持ち込まれ、豪華な忘年会に。飲み物は沖県連本部のサービスだった。
 参加者は約300人。その中で1世は男性が14、5人、女性が10人ぐらいで、残りは2世など若者ら。文字通り2世時代の到来という感じを受けた。
 出席者の多さや食べ物の豪華さは例年に勝ったが、1世の人たちには違和感があったようで、早々と席を立ち、レストランで飲み直していた。忘年会はカラオケが始まるころには、若者らの独壇場となった。
(新垣善太郎通信員)