DEEokinawaやんばるたろうが行く、39歳の沖縄市スナック入門【応用編】

  • 沖縄県全体
このエントリーをはてなブックマークに追加


さらにディープなスナックへ



Sponsored by 沖縄市

スナックを知るために沖縄市のマスコットキャラクターさなじぃの案内のもと、スナックに入った僕ことDEEokinawaのやんばるたろう。

DEEokinawaやんばるたろうが行く、39歳の沖縄市スナック入門【基礎編】
https://ryukyushimpo.jp/style/article/okinawa-snackbar.html

店を出て一気にレベルが上がった気がします。今ならひとりでもスナックに行けそうな気がする…!


沖縄市からはじめるスナック入門

そんな僕にさなじぃが沖縄市の夜の真骨頂、さらにディープなスナックを紹介してくれることになりました。いったいどんな店が待ち受けているのでしょうか…?


オラ、とってもワクワクしてきたぞ!



食事、コーヒー、それともお酒にしますか スナックデコちゃん




まずやってきたのは同じく中の町にある「スナックデコちゃん」。看板に注目して頂きたいのですが「お食事とコーヒーとお酒」と書かれています。
 

どういうこと?



看板には「食事、コーヒー、それともお酒にしますか」との文字。

謎が深まります。



扉を開けると店内はまごうことなきスナックの佇まい。いったいどういうことなのでしょうか。



ママの上原日出子さんによればスナックデコちゃんは食事メインのスナック喫茶。お酒を飲んだりカラオケを歌ったりということもできますが、多くのお客さんは食事を食べに来るのだそうです。お店を始めたのは1973年で今年で46年目。バーテンをしていた日出子さんはお店を引き継ぐことになったのですが、実は全然お酒が飲めないのだそう。

そこで始めたのが食事の提供でした。お店ではボトルを入れることもできますが、1合(洋酒は1杯)単位で注文することもでき、食事のみの利用も可能です。コーヒーを飲みながらカラオケを楽しむお客さんもいるのだとか(カラオケは1曲100円)。

スナックというよりも喫茶店といった方が正しいのでしょうか?空いている時間はママとの会話も楽しめますが、混雑時は会話どころか常連さんが食事を運ぶくらいの忙しさなのだそう。



せっかくなので我々も乾杯した後、それぞれ料理を頼むことに。



こちらは一番人気のふーちばージューシー(650円)。

どんぶりにあふれんばかりのジューシー生卵とバターもついています。


沖縄市からはじめるスナック入門

最近人気があるというカレーライス(700円)。

沖縄の老舗食堂にある黄色いカレーというやつです。具材の緑色はピーマン。カレーにピーマンを入れるのは沖縄ならではなのではないかと思います。


沖縄市からはじめるスナック入門

食事が有名ということもあり、めちゃめちゃおいしい…!料理のボリュームもかなりあってスナックというよりも大衆食堂に来ている感じです。営業時間は5時までということだったので、飲み歩いた後のシメにもいいんじゃないでしょうか。普通にご飯だけ食べに行くのもアリな気がします。


料理のメニューは他にもイカ味噌炒めとかサンドイッチソーキそばなんかもありました。

ここは取材抜きにして普通にご飯を食べにまた行きたいと思いました。



かつてのAサインバー スナック喫茶プリンス




続いてやってきたのはゲート通りにある「スナック喫茶プリンス」。



もう看板だけでものすごく味のある感じです。先ほどのデコちゃんもスナック喫茶でしたが、ここもそんな感じなのでしょうか?



答えはノー。

店内に入るとまず耳に入るのが外国の方が熱唱するオールイングリッシュのカラオケです。そして店内の壁や天井、いたるところにびっしりと1ドル札が貼り付けられているのです。

なんだこれは。

実はこのスナック喫茶プリンスはゲート通りで一番古いと言われているかつてのAサインバー。Aサインとは日本本土復帰前の沖縄において米軍が公認した飲食店に与えられたという営業許可証のこと。

沖縄の本土復帰に伴いAサインの制度はなくなりましたが、現在もお客さんのほとんどは外国人で映画のワンシーンに迷い込んだような不思議な感覚を味わえます。



オーナーの久貝典子さん。スナック喫茶プリンスが創業したのは1968年のことだそうで今年で51年目の老舗。お店でバーテンをやっていた久貝さんが経営を引き継ぐ形で14-5年前に2代目のオーナーになったそうです。Aサインのお店だったころは20人くらい女の子がいて接客をしていたのだとか。



壁一面に貼り付けられた1ドル札はもともとは戦地に向かう兵隊が帰還を願ってサインをしてお店に残していったものなのだそう。よく見てみるとお札には名前やメッセージが書き添えられていて、それぞれのお札に想いが込められているようです。

沖縄を離れた兵隊さんが何年も経った後、お店をふらりと訪れてその当時の1ドル札を探したり、何十年も経ってその息子が来店したり…なんてこともあるんだそうです。今でも手持ちのお札に書き込みをしてお店に張ることが可能です。1ドル札だけでなく千円札やどこのお金か分からない紙幣も紛れ込んでいました。



お酒のラインナップはビールやカクテルがメインのようです。写真は看板商品のプリンスパック(2,000円)。ラムコークやスクリュードライバーなど六種類のカクテルがセットになったもの。グループで訪れたら、まずこれを注文しておけば間違いなさそうです。



完全に雰囲気に圧倒されていますがとりあえず乾杯。



米軍基地の門前町として発展してきた沖縄市。その歴史と雰囲気をギュッと凝縮したスナック喫茶プリンス。別の意味で入るのにものすごく勇気がいりそうですが、意外とひとりでふらっと来るお客さんも多いのだそう。カウンターの隣の席の人が気さくに話しかけてきてくれたりして話が弾みました。

最終的にスナックというものがよく分からなくなった

というわけで前編の基礎編から始まって、応用編ではさらに2店舗のスナックを紹介いたしましたが皆さんいかがだったでしょうか。

基礎編でスナックとは何かということを学べた気がしていたのですが、今僕の中でスナックとは何なのか、再び定義が再び揺らぎ始めた気がします

ただ、ひとつ。分かったことは「沖縄市は夜が面白い」ということです。



一般的なスナックもあり、外国人しかいないような店があったりと日本とアメリカを始めとした様々な国がごちゃ混ぜになったようなカオスな感じ。これこそが沖縄市の魅力なのではないでしょうか。

まだまだ沖縄市にはディープなナイトスポットが眠っているはず。

観光で来た方も、県内にお住まいの方もぜひこの混沌とした沖縄市の魅力を味わってみてください。

きっと色々な発見があるはずですよ!



今回沖縄市を案内してくれたさなじぃ、貴重な体験ができました。ありがとうございました!

基礎編はこちら→DEEokinawaやんばるたろうが行く、39歳の沖縄市スナック入門【基礎編】
(https://ryukyushimpo.jp/style/article/okinawa-snackbar.html)



今回の取材協力


スナック喫茶デコちゃん
沖縄市上地1丁目15−13マップはこちら
098-932-2708
20:00-翌5:00
休:日曜
ちなみに「デコちゃん」の由来はママの日出子さんの愛称から。




スナック喫茶プリンス
沖縄市上地1-4-2 (マップはこちら
098-932-4806
20:00-翌3:00
休:月曜
メニューにはありませんが、ベース(米軍基地)仕込みのジェルショットというウォッカをゼリーで固めたものがあるのだそう。気になります。




WSJ特設サイト

前の記事毎日でも食べたいタコス&タコライ...
次の記事4月からパートに有給休暇を与えな...