お笑い宇宙人にロボット落語家!? 芸人しゃもじが妄想する未来のカタチ


この記事を書いた人 仲程 路恵
たーにーさん(左)としゅうごパークさん

 スポーツ、芸能、文化で活躍する県出身者にそれぞれの100年後の展望を聞いた。そこからは、 「平和」「文化の継承」や「島の風景は変わらずに」「当たり前を大切に」といったキーワードが見えてきた。変わってほしくない沖縄、新たな沖縄─。皆さんの100年後に残したい夢は何ですか?

100年前、すでに寄席というものはあり、演芸という文化は花開いていました。そこから今まで、お笑いはものすごい変化と進化を遂げています。音や映像を駆使したコントなんて100年前の人間にしたら考えられないはず。

それを踏まえると100年後…今じゃ想像もできないお笑いが生まれているのではないでしょうか? バーチャル技術の発展で、歴史上の偉人が舞台に現れるなんてことができるかも。ペリーと坂本龍馬が漫才をしたり、チャップリンとブルース・リーが演じるコントが見られたりするかもしれません。

はたまた宇宙旅行が可能になり、太陽系の先に物凄く面白い宇宙人がいたりして! ロボットの落語家が真打ちに名を連ねているなんてこともあるかも!

命のバトンがうまく繋がっていれば、僕のひ孫が働き盛りを迎えているのが100年後ぐらいでしょうか? そんな未来の、100年後の誰かの記憶に、今あるコンテンツが僕らを残してくれていればこれ以上ない幸せだなぁ、なんて思います。