「戦う覚悟」はバスケコートで


この記事を書いた人 Avatar photo 豊浜 由紀子

 はいさい! いよいよ開幕するFIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)2023に向け、ドリブルとシュート練習に余念がない三流芸人49才です。

 台湾有事になった時、僕には「戦う覚悟」なんてないけど、バスケ日本代表としては戦う覚悟はできているよ。サッカー部出身でバスケのルールは分からないけど。

 ちなみに中国に対し「日本、アメリカ、台湾は『戦う覚悟』が求められている」と発言したどこかの副総裁は、有事になった時、自ら戦場に立つ覚悟ができているんだろうね。僕は戦うならバスケットボールで戦いたいやっさぁ。台湾、中国、アメリカ、日本の四つの〝クニ〟でさ。台湾も中国もアメリカもバスケットが盛んで人気だしさ。この対戦が実現すれば今回のW杯以上に盛り上がるよ~。

 「そんなことしたら世界最高峰のプロバスケットボールリーグNBAがあるアメリカの圧勝だろ!」って? じゃあ、日本と台湾と中国の合同チームでアメリカを倒すのはどう? 万が一、アメリカに勝つなんてミラクルが起きれば日本と台湾と中国が一気に仲良くなるんじゃない? どうせ同じ〝タマ〟を使うなら「銃の弾(たま)」じゃなくて「バスケットのボール=球(たま)」を使ったほうがよっぽど平和だぜっ!

イラスト:まいたけ三

 なんにしても今回のバスケW杯は日本代表が世界を相手にどこまで戦えるのか? 大注目だね。日本代表は「世界を相手にまず1勝」が目標らしい。まず1勝なんて謙遜しすぎ! もっと目標は高く持たないと。例えば「予選リーグ三試合を全て引き分け予選突破!」とかさ。えっ、大して変わらない⁉︎

 今回のバスケ男子日本代表で納得できないことがもう一つ。われら琉球ゴールデンキングスの選手が一人も選ばれていないわけさ! 最近Bリーグでも優勝したのにさ。せめてキングスの中心選手で県出身の岸本選手は選んでほしかったね。

 日本代表が無理なら対戦相手のドイツやオーストラリア代表でも…だめ⁉︎ しょうがない。岸本さん、フィンランド代表として頑張ってください!

(小波津正光、お笑い芸人)

「戦う覚悟」で抑止力強化/麻生氏、台湾で講演(9日付1面)

渡辺雄や富樫ら代表へ/バスケW杯 渡邉飛(キングス)外れる(15日付22面)


まーちゃんからお知らせ

◆ニュースペーBAR 泉崎コメディクラブ

※琉球新報の紙面をネタに、まーちゃんと琉球新報アンバサダーの大久保謙が繰り広げるトークイベント「ニュースペーBAR 泉崎コメディクラブ」を、毎週水曜午後6時半から那覇市の琉球新報社1階で開催しています(祝日はお休み)開場午後6時。入場料500円。※要1ドリンクオーダー。琉球新報のYouTubeチャンネルでも生配信しています。
琉球新報YouTubeチャンネル