祝・結婚! ヘディングに挑戦し幸運をキャッチした<ぎぼっくす さん>◇沖縄芸人ナビFILE.34


この記事を書いた人 Avatar photo 饒波 貴子

大きな体とスポーツに関する幅広い知識で存在感を放つ「ぎぼっくす」さん。5月8日に結婚したばかりで本当に幸せそうです。ナビゲーターの「初恋クロマニヨン・松田正(まつだ・しょう)」さんは、好きなことをとことん追求するぎぼっくすさんの姿勢や思いを深掘りしていました。2006年に誕生した新スポーツ「ヘディス」を早々と始め、なんと九州チャンピオンだそうですよ。ちなみに芸名は本名の「宜保」プラス「箱=ボックス」から。箱を持っている時にそう呼ばれた以降、気に入って使っているそうです。

(執筆:フリーライター・饒波貴子)

「沖縄芸人ナビ」は毎週木曜発行の「週刊レキオ・沖縄芸人ファイル」と連動中。毎月第3週のレキオに関連記事を掲載していますのでご覧ください。

スポーツ話、特にプロ野球話で盛り上がったぎぼっくすさん(右 / FEC所属 / http://www.fec.okinawa/)とナビ芸人の松田正さん(よしもとエンタテインメント沖縄所属 / http://yoshimoto-entertainment-okinawa.jp/)。ぎぼっくすさんの緻密な情報収集力とパワフルな行動力に、松田さんは感心していました。

ヘディング1年続けゴールは「結婚」!

松田ナビ:結婚おめでとうございます! 祝福され記事にもなりましたね。

ぎぼっくす:ありがとうございます。「ヘディングチャレンジ」動画を365日アップして、最終日に結婚発表。いいオチになったと思っています。「1年間何かを継続したら自分はどうなるんだろう!?」と思い立って始めたのが「ヘディングチャレンジ」。コロナ禍で時間があり、部屋の中でできることを考えました。サッカーが好きでヘディングが得意だからできるはずと思い、1カ月挑戦した後に1年続けようと決めたんです。途中から一緒に続けてくれた女性と結婚しました。

松田ナビ:素晴らしいゴール! 結婚をはじめ良いことがいっぱいあり、大成功のチャレンジになったよね。

ぎぼっくす:2人でテレビ番組やCMに出演したり、芸能人になった気分です(笑)。最初のころは「謎のギャル」という存在にしていて付き合っていると明かすつもりはなかったんですが、「彼女なんです」と自分から言ってしまいました(笑)。

「ヘディングチャレンジ」を支えた女性と結婚!

松田ナビ:室内でやっていたけど、途中から外に出るようになりましたね。

ぎぼっくす:パターンが無くなったのと、今まで知らなかったスポットでやるのは面白そうと思ったんです。例えば伊計島の仲原(なかばる)遺跡。縄文時代晩期の竪穴式住居が復元されていて、「沖縄に竪穴式住居があるなんて!」とびっくりして、そこをバックにヘディングしました。僕は遺跡に興味があるので地図で探して情報を集め、実際に行ってみたんです。地元の首里でもやりましたし、勝手に観光案内する気分になっていましたよ。

松田ナビ:いろんな場所でヘディングしたら、奥さんと出会ったんだ。

ぎぼっくす:ギャルとの出会いは・・・すみません、奥さんとか妻とか言えなくてギャルと呼んでいます(笑)。沖縄出身の女性ですが東京に住んでいて、10数年ぶりに帰ってきたタイミングで出会ったんですよ。出会ったころに動画を見せたら、「投げる役やりたい」と手伝ってくれたんです。結婚した今、毎日楽しいです。

松田ナビ:芸能レポーターのように質問してしまうけど(笑)、事務所での結婚会見はどうでしたか?

ぎぼっくす:自分が結婚するイメージはなかったので、どうだったかなどよく分かっていません(笑)。市役所に行って入籍した流れでの会見で、同期の芸人中心にみんなが祝ってくれてうれしかったですよ。前日にはチャペルの前でウエディング写真を撮影しました。

5月8日に入籍した幸せカップル

松田ナビ:ヘディングチャレンジを達成した今、次の目標はありますか?

ぎぼっくす:「手押し相撲」をやっていきたいんですが、ご時世的になかなかできないので少しずつ進めます。最初は事務所の先輩で那覇市の重量上げ代表選手、ヨーガリーまさきさんとやりました。

松田ナビ:えっ!? 重量上げにガリガリ部門はないでしょ(笑)!?

ぎぼっくす:あるんです、50キロ以下とか(笑)。アスリート的な人に100連勝するまで動画をアップしていきたいんですが、相手になってくれる人がなかなかいない現状です。

松田ナビ:スポーツ好きは昔から?

ぎぼっくす:はい。小一から高三まではサッカー部にいました。小二だった1995~96年ころからはプロ野球の横浜DeNAベイスターズのファンになり、ずっと追いかけています。大相撲も好きで、沖縄出身の有望な力士に注目していました。新聞のスポーツ欄を見るのが大好きで、小学生のころから読んでいたんですよ。県内スポーツも気になって、この高校はバスケが強いとかサッカーが強いとか、子どもながらにチェックしていました。ちびっこ相撲をやっていた影響で、大相撲も好きになったと思います。

松田ナビ:そのころ僕もプロ野球を見ていたけど、小学生から新聞を読むとはすごい。ちびっこ相撲は強かったでしょ。

ぎぼっくす:弱かったんですよ。対戦相手は僕よりたいてい小さくて動きでカバーしようとするけど、僕は押して勝つのが好きじゃないんです。身を交わす「いなし」を決まり手にしたい。特に、つっぱりで来た相手へのいなしは最高ですね。結構飛んでいくので気持ちいい(笑)。

松田ナビ:せっかくの体格を生かさず、相手の力を利用しての作戦勝ち(笑)。相撲に限らず戦略を立てるのが上手なぎぼっくすは、頭脳派なんだろうね。プロサッカーのFC琉球のサポーターとしても知られているけど、選手との交流もあるんじゃない?

ぎぼっくす:仲良くさせてもらっている選手が数人います。元日本代表の我那覇和樹(がなは・かずき)選手主催のフットサル大会が前にあって、知り合い経由でお誘いがあり芸人チームで出場したんですよ。目立てば選手と仲良くなれるかもと思い、打ち上げのビンゴ大会の司会役に立候補して、選手のみなさんと少しおしゃべりできました。今、FC琉球にいる上里一将(うえさと・かずまさ)選手と上原慎也(うえはら・しんや)選手は当時北海道コンサドーレ札幌に所属していて、「遊びに来なよ」と言ってもらえたので、本当に北海道に行ったら面白いかもってことで一人で行き、ごはんに連れて行ってもらったりしましたね。そこからちょっと仲良くなったと思います。

松田ナビ:飛び込んでいく勇気があるね。実際に試合観戦に行ったりする?

ぎぼっくす:最初から積極的なタイプではありませんが、仲良くなればガンガンいきます(笑)。18歳の時に1カ月神奈川に住む友達の家に泊まらせてもらって、当時川崎フロンターレにいた我那覇選手を追いかけました。ホームスタジアムの等々力陸上競技場ほか、いろいろなスタジアムに行きました。我那覇選手とはあまり話していませんが、結構話ができたJリーガーもいてうれしかったです。

新スポーツ「ヘディス」の九州チャンピオン

松田ナビ:Twitterで見たけど、コラボTシャツを作っていなかった? 

ぎぼっくす:首里城の復興Tシャツを買ったらデザイナーさんが喜んでくれて、僕のデザインをサッカーボールにしてくれたんです。良かったら販売もしますと言ってくれ、自分のデザインが洋服になるのは面白いと思いコラボを始めたんです。ヘディングチャレンジをやっている最中に、声を掛けていただきました。

名前を入れたTシャツをデザイン

松田ナビ:ヘディングチャレンジの成果の1つといえるね。今着ているTシャツのサイズは!?

ぎぼっくす:3XLです。Lも着れますし、伸縮性のあるサッカーのユニフォームはMでもいけます。

松田ナビ:それは着けているっていえるのか(笑)!? ぎぼっくすはスポーツ系が強い。コラムを書いているけど他にどんなことをやっていますか?

ぎぼっくす:サッカーチーム、FC琉球のアウェイパブリックビューイングのMCをやっています。宜野湾市の食堂でやっていて、見どころなどを紹介するちょっとした新聞を作って参加者に配り、選手のサインをプレゼントしています。緊急事態宣言中は中止していますが、7月から再開できればと思っています。今シーズンは練習見学ができず選手に会う機会がほぼないでしょうから、ツテをたどってプレゼント用のサインを入手しています。

松田ナビ:行くと楽しめそう。それにしてもコラム書いたり配布する新聞を作ったり、情報収集がめちゃくちゃ大変じゃない?

「FC琉球」パブリックビューイングではMCを担当

ぎぼっくす:情報を集める意識はなくて好きで見ているので、この試合のここに注目してほしいとか、思いをそのまま勢いで書いています。

松田ナビ:FC琉球の今年の注目ポイントを教えてください。

ぎぼっくす:J1昇格の可能性が十分にあるところ。今年のJ2は1位と2位がJ1へ昇格、下位の4チームがJ3へ降格します。FC琉球は昨シーズンから主力選手のほとんどが残留して、監督も3年目でやりたいサッカーをみんなが分かっていてチームが成熟していると思うんです。2年前にJ2へ初昇格したシーズンは開幕から6試合負けなしでしたが、それはJ3優勝の勢いそのままのような感じだったんですよ。今年は相手に研究された上で勝っているので実力がついてきたと思えます。J1昇格には今年がチャンスなんですよ。

松田ナビ:それは頑張ってほしいし期待します。横浜DeNAベイスターズの推しポイントはありますか?

ぎぼっくす:やっぱり嶺井・神里・平良という沖縄勢。特に今帰仁の北山高校から読売ジャイアンツに行った平良選手はすごいと思っていますし、ベイスターズに移籍した今でも二桁勝てると思っています。でもけがが多くてちょっと心配ですね。頑張ってほしい。奥武島出身の嶺井選手はベイスターズの歴史を変えましたよね。かつてクライマックスシリーズで決勝タイムリーを打ち、ジャイアンツを倒したんですから。他にもオリックスの宮城選手、ライオンズの平良選手、山川選手は地元が一緒でもちろん応援しています。

松田ナビ:巨人の大城選手は?

ぎぼっくす:城西小学校出身で同じ地元です。僕より全然年下ですけど。県出身選手を応援しつつも、一番はベイスターズ優先。だから、ジャイアンツ対ベイスターズ戦では「大城、三振しろ」って思っちゃいます(笑)。親がアンチ巨人だったので、その影響か弱いチームが勝つのが好きなんです。ベイスターズはチームカラーの青に引かれましたが、昔は弱かったので「強いチームに勝ってほしい」とずっと応援してきました。

松田ナビ:相撲で注目している力士は?

ぎぼっくす:美ノ海(ちゅらのうみ)。弟の木﨑海(きざきうみ)と兄弟で十両になりましたが去年弟が引退したので、その分まで頑張ってほしいんです。前頭に入って優勝争いに加わってほしい。相撲もやっぱり格下が格上の力士に勝っていくのが好きなんです。

松田ナビ:何か他に精通しているスポーツはあるの?

ぎぼっくす:へディス。卓球台の上でヘディングをやり合うような競技で、僕は現役九州チャンピオンです!

松田ナビ:えっ!? 初めて聞いたスポーツだけど、どうやって始めたの? ヘディングするのはサッカーボール?

2019年「ヘディス」九州大会では見事チャンピオンに

ぎぼっくす:専用のボールがありルールは卓球とほぼ同じ。老若男女誰でもできるスポーツなんです。「元サッカー日本代表の秋田豊選手が取り組んでいる新スポーツ」という記事を見つけて、やれば秋田選手に会えるかもしれないと思って始めました。昔からファンで学生時代は秋田選手と同じ背番号にしていたくらい好き。競技人口が少なく沖縄ではやっている人がいそうにないから、すぐに九州大会に行けました。初年度は負けましたが翌年九州大会で優勝したんです。地区予選後に全国大会で優勝したら、世界大会の会場・スロバキアに派遣されます。2年前はFECの旗揚げライブと全国大会が被ったので大会は辞退しましたが、全国ランキング7位だったんですよ。

松田ナビ:日本代表も夢ではない! 国際的なスポーツだとは知らなかった。

ぎぼっくす:九州大会はその場で声を掛けて挑戦した学生たち含めて、18人くらいの大会でした。決勝戦の対戦相手は小学生。低い位置から角度の違うボールを返してくるので強かった(笑)。

松田ナビ:目線も違うしね(笑)。でも18人中の1位だからすごいよ。今後ぜひ日本代表になって、スロバキア行きを目指してほしいです。スポーツ以外に好きなことは?

ぎぼっくす:世界地図見るのが好きで学生時代、授業中に地図帳を見て世界各国の首都を覚えました。全部言えます。

松田ナビ:ベトナムの首都は?

ぎぼっくす:ハノイ。

松田ナビ:スロバキアは?

ぎぼっくす:ブラチスラバ。

松田ナビ:お〜さすが(笑)! 覚えようと意気込まなくても好きな情報が入ってくる。スポーツも同じ感覚なのかな? スポーツ選手の名前もめっちゃ頭に入っているでしょう?

ぎぼっくす:覚えようと思ったら逆に入ってこない。好きだと勝手に入ってくるかもしれません。選手名は漢字や字面で覚えていて、パッと聞かれたらあそこの選手だよね、という程度のことは分かります。

好きなことは全力で挑戦!

松田ナビ:そろそろ本題に入ろうかな(笑)。お笑いを始めたきっかけを教えてください。

ぎぼっくす:学生時代は周りに天然と言われていたので、自分でもそこを狙っていました。ぼそっとつぶやいたことがウケるようなキャラクターだったんですよ。スベるのは恥ずかしいと思う方で、もしスベってもボケてないし〜と不思議な空気を出していました。

松田ナビ:なるほど(笑)。ぼそっと言う感じ、僕も使ったことがあるから策略は分かる。

ぎぼっくす:前に出るタイプではなくても、学生の時は文集に載る面白ランキングでずっと1位で、テレビのネタ番組をよく見ていました。お笑いをやろうと思ったことはありませんでしたが、大好きなサンドウィッチマンさんがやりそうだな〜と思うネタを想像して、勝手に書いていました。

松田ナビ:周りはまだサンドウィッチマンさんを知らないころでしょう?

ぎぼっくす:そうですね。僕が高校を卒業した後にM-1チャンピオンになったので、友達からめっちゃメールがきました。面白いよ〜って高校時代に勧めていたんです。専門学校に行ってからも、授業中はネタを書いて遊んでいました。そんな風に過ごしていたので沖縄に「O-1グランプリ」というお笑いのコンテストがあると知り、同級生とコンビを組んでエントリーしました。でも予選の順位がすごく下位で、大ショックだったんですよ。次の年は別の友達とめっちゃ練習して出場したら真ん中くらい。今思えば頑張った方だと思うんですけど決勝に行く気でいたので、審査員のキャンヒロユキさんに「何が悪かったんでしょうか?」ってメッセージで質問したんです。キャンさんのことはSNSでたまたま見つけたんですがアドバイスしてくれて、「FECという事務所が開催しているFライブは一般参加できる」と教えてもらって2009年に参加しました。しょうさんたちはいなかったけれど、フライヤーに「初恋クロマニヨン」が載っていた記憶があります。

松田ナビ:僕らがFECを辞めたころなので入れ違いかも。キャンさんにメッセージしたり、とにかくすごい行動力!

ぎぼっくす:部活の後には自分でフットサルチームを作り、メンバーを集めてホームページを開設したりしていましたね。好きなことに関しては行動するんです。でも興味を持てないことは興味があるようなふりさえできず、時々怒られます。反発しているのではなく、興味があるように自分では装っていても、バレちゃうみたいです(笑)。

松田ナビ:好きなことを突き詰める姿勢は、好感を持たれると思う。前に活動していた「ノルウェースウェーデン」は、FECに入って組んだコンビ?

ぎぼっくす:相方だった「店長」は同級生なんです。Fライブに一緒に出る予定だった友達がドタキャンして、代わりに出てくれたことがコンビ結成のきっかけになりました。でもその後店長はパチンコにおぼれる時期があり、僕一人でFECに入ったんですよ。一年経ったころに復活して彼もFECに入ったので、コンビとして約8年活動しました。

松田ナビ:「M-1グランプリ」で3回戦まで進んだり、ノルウェースウェーデンは面白いと思われていたけど、どうして解散したの? 

ぎぼっくす:大きな理由はなかったんですよね〜。相方が辞めたそうな雰囲気出していて、やっぱり自分から「辞めたい」と言ってきました。楽しくなさそうでしたね。

松田ナビ:方向性の違いもあっただろうし解散後はどうでしたか? 一人でいろいろ活動して、ぎぼっくすの持ち味が生かされているように思います。

ぎぼっくす:ピンでやるぞと意気込んでいたつもりはないですが、お笑いを辞めようと考えたことはありません。2018年、解散してすぐ「リアルカイジGP」にエントリーしました。漫画「カイジ」を基にしたゲームやミッションを勝ち抜くリアリティーショーで、優勝賞金がなんと一億円。どこか出られるチャンスはないかと思い、神戸予選に参加したんです。拠点は沖縄ですが全国規模の何かに出たい、という気持ちがあるんですよね。コンビ時代もお正月のネタ番組出演が目標でした。

松田ナビ:何か面白いことを、と無意識に探しているのがすごい! お笑いを続ける中でポリシーはありますか?

ぎぼっくす:「好きなことは全部やろう」ですね。諦めたり止めたりせず、やりたいと思ったことはやってみる。カッコいいとは思われないでしょうけどね(笑)。

松田ナビ:なるほど〜。ヘディングを毎日続けるとかね。へディス九州大会とヘディングチャレンジはどっちが先?

ぎぼっくす:ヘディスを始めたのが先で、その後にヘディングチャレンジの動画をスタートしました。

松田ナビ:ぎぼっくすの活動を知ると、いろんなアプローチがあるんだな〜と勉強になります。

ぎぼっくす:ヘディスのエピソードを続けると、発祥地のドイツの人が世界中の人たちがヘディングする姿を動画でつなげようと計画して、僕が出演しました。日本代表選手もいるのになぜか僕に連絡が来たんですよね。許可をもらって守礼門の前で撮影した動画が公開されています。

松田ナビ:国際的に注目される動画だね。最後に今後の展望を聞かせてください。

ドイツ発の「ヘディス」動画に日本代表として出演

ぎぼっくす:ネタに力を入れたい気持ちはありますが、スポーツの方が好きなのかも(笑)!? お笑いは2015年に「M-1」3回戦まで進めたことが良い経験になり、全国とのレベルの差を感じました。ユニットを組んで「キングオブコント」など全国の賞レースに出て頑張ってみようかな、と考えたりもします。沖縄にいながら、全国区になれる可能性のあるところに飛び込んで行くのが目標ですね。そして新聞・テレビ・ラジオ、全部に出ていますと言いたい。言ってみたいだけですが(笑)。スポーツ情報を特に発信していきたいです。漢那邦洋さんがパーソナリティーだった「スポーツフォーカル」というラジオ番組に出してもらっていた時、スポーツ選手に会える機会がありました。第二の漢那さんとしてスポーツ番組を担当できるといいなとイメージしています。

【対談を終えて・・・】

☆ぎぼっくす☆
しょうさんとこんなに話す機会はなかったので、とても楽しかったです。もっとしゃべりたかったですが、ちょっと抑え気味にしました。興味を持っていることがまだまだたくさんあるので、また話を聞いてほしいです。

☆松田ナビ☆
ぎぼっくすの人となりはある程度分かっているつもりでしたが、こんなに行動力があるとは思っていませんでした。「やってます!」と自分でアピールするタイプではなくても、裏でしっかり動いているんですね。僕も動かないとなと刺激されました。

【プロフィール】

★ぎぼっくす
本名:宜保 貴洋(ぎぼ・たかひろ)
生年月日:1988年9月18日
出身地:那覇市首里
趣味・特技:サッカー・プロ野球・大相撲観戦/幕末、世界各国の首都名を全て言える
Twitter:@gibox918

★松田 正(まつだ しょう)/ 初恋クロマニヨン
生年月日:1984年8月22日
出身地:読谷村
趣味:ソフトボール/漫画
特技:野球
Twitter:@hatsukoimatsuda

 


 

【インフォメーション】

◆FECお笑い劇場特別版(配信ライブ)
日時:6月26日(土)19時~漫才/27日(日)19時~コント
料金:両日ともに1000円
   TIGETより購入可能 6月26日(土) https://tiget.net/events/134782
              6月27日(日) https://tiget.net/events/134783
内容:二夜連続!漫才、漫談・コントのネタライブ配信祭りです!
お問い合わせ:FECオフィス 098-869-9505(平日10時~19時)

◆初恋クロマニヨン 月1定期ライブ 「初恋クロマニヨン、出番ですよ!!」
日時:7月25日(日)開場17時15分/開演17時30分
料金:前売り・当日共に1000円
内容:ネタ・トーク・企画など毎月さまざまな内容で開催。今月は何が飛び出すか!? 来場してお楽しみください。(公演時間約60分)
会場:【よしもと沖縄花月】
  那覇市前島3-25-5 とまりんアネックスビル2階 (マップはこちら
お問い合わせ: 098-943-6244
公式サイト==> http://www.yoshimoto.co.jp/okinawakagetsu/

饒波貴子(のは・たかこ)
那覇市出身・在住のフリーライター。学校卒業後OL生活を続けていたが2005年、子どものころから親しんでいた中華芸能関連の記事執筆の依頼を機に、ライターに転身。週刊レキオ編集室勤務などを経て、現在はエンタメ専門ライターを目指し修行中。ライブで見るお笑い・演劇・音楽の楽しさを、多くの人に紹介したい。