嘉手納海岸で44.75キロGT


嘉手納海岸で44.75キロGT 8日、嘉手納海岸で147.2センチ・44.75キロのGT(ロウニンアジ)を釣り上げた城田航さん(右)と一緒にGTを引き上げた桑江健己さん
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 浦添市在住の城田航さんは小学校の頃からルアー釣りを始め、ここ7~8年はGT(ロウニンアジ)を狙って小笠原や宮古島、種子島等にも遠征したが、釣れたのは10キロ級ばかりだった。ところがLeftというルアーメーカーのApache210というポッパーのテストを依頼された今年の11月から、14キロのGTを2匹釣り上げることができた。

 12月8日もGT狙いで嘉手納のマル秘ポイントで釣りを始めた。午後7時、遠投したルアーを足元まで寄せて5秒ほど巻くのをやめた時、GTがヒット。海底に走った魚は、今度は沖に向かって50メートルほど走ってから止まると、今度は上下左右に暴れまくる。あらかじめ掛かった時の魚の動きに合わせて、テトラ上を移動する道順を予測、ギャフも引き上げ場所に置いていた。しかし魚は予想していた方向の逆に走り、根ズレしないように慎重に魚の泳ぐ位置を確認しながら移動し、ファイト20分ほどで足元まで寄せることができた。

 ギャフの位置まで移動するのは厳しいと判断、右手でルアー、左手で魚のエラに手を入れて、どうにかテトラの上に引き上げることができたが、既に体力の限界。釣り仲間に連絡して堤防の上まで2人で引き上げたのが147.2センチ・44.75キロのGTだった。

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

12月9日、宜野湾海岸で69センチ・3.45キロのタマンを釣った當眞卓弥さん
14日、泡瀬漁港で51.5センチ・2.7キロのチンシラーを釣った濱川翔伍さん
11日、奥武島で61センチ・1.71キロのターポンを釣った眞喜志康賀さん
14日、長浜海岸で3.86キロと1.16キロのアオリイカを釣った田港裕樹さん
10日、西崎港内でキビナゴとカツオのハラゴーの餌で42センチ・0.93キロのミーバイを釣った神谷月翔さん
8日、石垣島八島海岸で10.4キロのクブシミを釣った島袋裕司さん
3日、当添漁港で119センチ・21キロのロウニンアジを釣った栄野川盛貴さん
11日、南城市で1.35キロのクブシミを釣った田村龍希さん
10日、宜野湾マリーナで52センチ・2.46キロのチンシラーを釣った阿金聴之さん
13日、南城市海岸で48.5センチ・1.42キロのミナミクロダイを釣った平良英雄さん