梅雨が明けた! 夏本番だ! 夏といえば海、海といえばビーチパーティー、ビーチパーティーといえばバーベキュー(BBQ)だ。
今回は、沖縄本島でBBQのできるビーチをスポットをいくつか調べてみた。照りつける太陽は「お待たせ!」の合図。さあ、どこへ出掛けるか心を躍らせよう。
変わりダネ
RESORT MAGIC マップNo.14
ラグジュアリーなひとときを
うたい文句は「ラグジュアリーで洗練されたひとときを」。5月、那覇空港から車で10分ほどの波の上うみそら公園に誕生した「RESORT MAGIC(リゾートマジック)」はビーチパーティーとはひと味違った大人のBBQを楽しむことができそう。
西洋風のあずまや、かまくら型のドーム、ソファでくつろげる海辺の席の3タイプがある。値段はやや高めだが、器材準備と片付け、ごみ捨てまでスタッフに全ておまかせ。アメリカンスモークステーキ、シュラスコポーク、ビア缶チキン…とメニューにもぜいたく感がにじむ名前が並ぶ。
ただし、施設前の海は遊泳禁止区域で、泳ぎたい場合は徒歩で5分ほどの波の上ビーチへ。ランチプラン、ディナープランそれぞれ4時間の時間制限があるのも注意が必要だ。施設の運営は公園管理などをプロデュースするPARLAY(東京)が行う。同様の施設は豊見城市の瀬長島に「ISLAND MAGIC」、南城市の志喜屋やすらぎパーク内に「REEF MAGIC」がある。
専門家に聞いてみた。
日本バーベキュー協会 沖縄支部
久保真志代表
ひと工夫で目にも楽しく
食材を持ち込める場合は「洗う・切る・下味をつける」の下準備は家でやっておきましょう。ゴミも少なくて済むし、何といってもスムーズに調理できます。
いざ、お肉や野菜を火にかけた後、焼き上がるまでの待ち時間って、「料理番」以外は結構手持ち無沙汰だったりしますよね。そこで、軽くつまめるようなものを準備しておくのもいいでしょう。私のお薦めはピンチョス(串やピンで食べられる一口サイズのつまみ)です。
野菜やシーフード、肉をただ焼くだけでなく、目にも楽しい色鮮やかな料理にも挑戦してみましょう。フルーツを焼いてパンに乗せてみるとか、ご飯の上にパプリカや貝を乗せてパエリア風にするのもいいですね。
ふと気付けば鉄板の隅に追いやられている、ピーマンやしいたけにも光を当ててみましょう。丸ごとピーマンに熱した油をかけて塩こしょうを振るだけ、しいたけだってかさの部分を下にして岩塩を振るだけでおいしくなります。
最後に、食中毒など夏は危険も潜みます。食材の管理には十分気をつけて、楽しいBBQを!
(2017年6月25日 琉球新報掲載)
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