あすから初の沖縄公演
東京を拠点に活動する男女混合メロディックパンクバンド、Slingshot Million2(スリングショットミリオンツー)の音楽ライブ「Buddies(バディーズ)探しツアー2018」が、20日に沖縄市のレミーズ、21日に那覇市のサイバーボックスで開催される。初の沖縄公演への思いを、リーダーでギター・ボーカルのJUN(ジュン)と、県出身でドラムのHENMA(ヘンマ)に聞いた。
同バンドは、国籍も年齢も異なる5人のメンバーで構成されている。「音楽を通して仲間をつくる」をコンセプトに、一体感とポジティブな雰囲気に包まれたライブパフォーマンスが魅力だ。
タイトルの「Buddies」は、英語で「仲間たち」を意味する。「今年7月にバンド初のミニアルバムを発表した。その作品を引っさげて全国各地に仲間づくりの旅に出ようという意味で、このタイトルをつけた」と、JUNは語る。また「見る人を笑顔にする」ことが、自分たちの持ち味だという。JUNは「僕たちはバンドというよりも、エンターテイナーだと思っている。音楽を通して、見る人たち全員を笑顔にしたい」と話した。
宮古島市出身のHENMAは「上京して結成したバンドで、沖縄に帰ってくることができてうれしい。沖縄のバンド仲間のおかげでイベントができる。地元の人たちに恩返しをするライブにしたい」と意気込みを語ってくれた。
両日とも午後5時半開演。前売り1500円、当日2000円(ドリンク代別)。問い合わせはバンドHP(http://slingshot-million2.tokyo/#contact)。
(野添侑麻、イベンター)
県内には思いを持ってライブを作り上げるイベンターが多く活動している。彼らが作るライブの注目すべきポイントを交えながら紹介していく。
野添侑麻(のぞえ・ゆうま)
1992年沖縄市生まれ。音楽とサッカーを愛する。18歳からライブ制作を始め、今は沖縄にて大好きなカルチャーを作っている人たちが発信できるようなきっかけになれるよう日々模索している。