沖縄、新たに61人コロナ感染 100人以下は4日連続 きょうから学校再開(6月21日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真=米国立アレルギー感染症研究所提供

 沖縄県は20日、10歳未満から90代までの61人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前の週の同じ曜日より43人減少し、17日間連続で同じ週の曜日を下回った。日曜日の感染者数が2桁となるのは5月16日以来となる。感染者数が100人を下回ったのは4日連続で、感染者の累計は2万125人となった。

 同日、県の糸数公医療技監は、21日から緊急事態宣言の延長期間に入るとして「外出自粛などの強い措置をとったので、新規の感染者は減ってきている。大型連休時は、県外からの移入者と県民が交流して感染者が増えた経緯もあるので、引き続き県の措置に協力してほしい」と述べた。

 登校が再開される公立小中学校に対しては「家庭内感染が依然として続いているので、症状があるときは速やかに検査をする。学校活動では3密に気をつけて、手洗い、換気などをしてほしい」と注意喚起した。

 20日の新規感染者61人のうち、推定感染経路が判明したのは27人で、内訳は家庭内15人、職場7人、施設関連2人、その他3人。

 年代別では30代11人、50代10人、40代9人、20代8人、60代7人、70代6人、10代5人、10歳未満4人、90代1人。

 県内のワクチン接種率と米軍関係の感染情報は日曜のため報告がなかった。

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