沖縄「建白書」を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議は11月15日から、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設で翁長雄志知事が前知事の埋め立て承認を取り消したことを受け、米議員などに対し翁長知事の承認取り消しの方針と辺野古移設の断念を訴えるため訪米する。18日に那覇市上下水道局庁舎で開かれた関係団体合同の緊急会議で報告した。島ぐるみ会議独自で訪米するのは初めて。
訪米団のメンバーは島ぐるみ会議の呉屋守将共同代表や北部、中部、南部の各島ぐるみ会議の代表者、県議会各会派代表、市民団体などから約30人。
訪米日程は11月15日~22日。15日にカリフォルニア州サンフランシスコに到着し、辺野古新基地建設に反対決議をした同州バークレー市議会が決議文を送付する米議員の地元オフィスを訪ねる予定。
19、20日はワシントンで米議員や環境団体、人権団体との面談を調整している。現地で新基地建設反対をアピールする行動も計画している。
英文へ→Shimagurumi delegation to visit US, tell US congress members about governor’s revocation of Henoko landfill