名護市辺野古への新基地建設反対を訴えるため、国際環境保護団体グリーンピースのキャンペーン船「虹の戦士号」は1日、那覇新港に到着した。県内では辺野古海域の調査や地元住民と協力し抗議活動を展開する。5日夜、辺野古に向け出港する。
「虹の戦士号」が沖縄に派遣されるのは4回目。新基地建設をめぐっては翁長雄志知事が埋め立て承認を取り消したが、国土交通相が取り消しの効力を停止。さらに国交相が「代執行」手続きを始めたことを受け、防衛局は10月29日、本体工事に着手した。
グリーンピースは同船を派遣することで、日本政府が県民の声を無視し、工事を強行しようとしている実態を世界に訴え、国際世論を喚起する狙いだ。
英文へ→Greenpeace ship Rainbow Warrior arrives in Okinawa to support struggle against US base construction