【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する市民らは14日午前6時半ごろから、米軍キャンプ・シュワブの旧ゲート前に約100人が座り込んだ。同7時ごろ。県警や警視庁の機動隊約100人が座り込む市民らを排除し、工事関係とみられる車両数台が基地内に入った。
また、排除の際、男性が一時拘束された。けが人はいない。ゲート前では午後1時から、若者たちの団体「SEALDs(シールズ)」が「No base 緊急辺野古アピール」と題した緊急集会を開く。
午前8時ごろには、島ぐるみ訪米団の呉屋守将団長(金秀グループ会長)や稲嶺進名護市長らが駆け付けた。呉屋団長は「我々の後ろには140万県民の熱意と激励がある。抗議行動を続ければ必ず米国を動かすことができる」とあいさつした。
一方、海上では午前10時半現在、作業は確認されていない。
【琉球新報電子版】