米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設をめぐり、翁長雄志知事による埋め立て承認の取り消しは違法だとして、政府が17日に代執行訴訟を提起したことについて、翁長知事は同日午後5時半に会見を開き、「県民にとって『銃剣とブルドーザー』による強制接収を思い起こさせるものだ。今後、訴訟の場においてわれわれの考えが正当であることを主張・立証していく」と述べた。
菅義偉官房長官がこれまで会見などで「すでに(仲井真弘多前知事による)行政判断は出ている」と言及していることについて、翁長知事は「埋め立ての承認および取り消しの審査権限は県知事にある。私が適法に行った承認取り消しを、政府から違法と決めつけられるいわれはない」と反論した。【琉球新報電子版】
英文へ→Governor Onaga says suing by Japanese government reminiscent of “bayonet and bulldozers” under US occupation