経済

泡盛出荷、11年連続減 16年ぶり2万キロリットル割る

 県酒造組合(那覇市、玉那覇美佐子会長)は29日、2015年の泡盛出荷量を発表した。総出荷量は前年比3.9%減の1万9247キロリットルとなり、16年ぶりに2万キロリットルの大台を割った。出荷量の減少は11年連続で、ピークだった04年の2万7688キロリットルから30.5%減少した。県の予算を活用して県内外へのPRなど各事業を展開してきたが、出荷量の減少に歯止めがかかっていない状態だ。

 県内出荷はピーク時の76.3%(1万6368キロリットル)、県外出荷は46.1%(2879キロリットル)の水準まで落ち込んだ。組合の又吉良秀専務理事は会見で「業界全体は出荷量拡大に向けて頑張ったが、結果的に数字につながっていない。極めて深刻かつ危機意識を持って受け止めている」と説明した。
 減少の理由として、若者のアルコール離れや人口減少、飲酒運転の根絶に関わる社会的要請-などをあげた。今後は、泡盛の商品特性を訴え(1)古酒の魅力発信(2)女性・若者を中心にした低アルコール商品の開発(3)好調な観光と合わせた物販販売を強化していく方針を示した。
 玉那覇会長は「地場産業として文化・伝統の意識をもっと持って体力づくりをしていく必要がある」と語った。
英文へ→Awamori shipments declining for 11 consecutive years