社会

防止膜、海底届かず ヘリ反対協が写真公開 辺野古

瀬嵩近くの大浦湾海上に設置された汚濁防止膜=24日、名護市辺野古(ヘリ基地反対協ダイビングチーム・レインボー提供)

 【辺野古問題取材班】ヘリ基地反対協は26日、名護市辺野古への新基地建設で、沖縄防衛局が設置した汚濁防止膜の海中写真を公開した=写真。防止膜は海中に「のれん」のように垂れ下がっており、反対協は「場所によっては海底まで30メートルも足りていない。これで汚濁物質の拡散が防げるとは思えない」と指摘した。

 ヘリ基地反対協ダイビングチーム・レインボーの牧志治代表らが24日、大浦湾に潜り撮影した。防止膜は海面から約7メートルの長さだが、長島付近は水深が40メートル近くある。反対協メンバーは「(防止膜は)海底もだが、海上でも作業区域を閉め切らないと意味がない」と話した。

 反対協は、防衛局が防止膜設置方法、区域の根拠とする汚濁物質拡散予想の前提となる計算方法に疑義があること、ケーソン護岸海域の地盤が新基地建設に耐えうるものでない可能性も指摘した。県にも報告しており「県による検証が必要だ」とした。