<金口木舌>七夕の願い

 近所の学童に色紙の短冊が張り出されていた。「お花屋さんになりたい」といった将来の夢がぎっしり。「ユーチューバーになる」「プログラミングを知りたい」とは今どきである

▼思わず読み返したのが「ディズニーに行きたい」。旅行がままならないからだろうか。「おとうさんとおかあさんのけんかがない」にはくすっとさせられつつ、幼い胸を痛めているのかと切なくなった
▼球児たちがそれこそ開催を願ってきた高校野球夏季大会が開幕した。多くの選手が出場できるよう特別ルールを設けた。夏の沖縄1位のタイトルを目指して熱戦が続く
▼春の16強以上を目指す4校連合チーム。久しぶりに単独出場を果たした南部商。3年生が注目される中で全員2年生の球陽が気を吐く。甲子園への夢が実現することはないが、選手らは待ちに待った大会で躍動している
▼18日には県高校総体が開幕する。インターハイは中止で、こちらも全国にはつながらないが、集大成を飾ろうと高校生アスリートは最後の調整に余念がない。全国への挑戦が絶たれても前を向く選手のためにも順調な大会運営を願いたい
▼新型コロナウイルスに大きく影響された今年も半分を過ぎた。新年には想像できなかったこの6カ月である。七夕は半年を振り返るいい機会かもしれない。後半の目標を心の短冊につづり、新たな出発としよう。



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