日本航空グループの格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)は24日、就航した2012年からの累計搭乗者数が23日に5千万人を突破したと発表した。
成田空港の第3ターミナルで24日、記念イベントを開催。新千歳行きの乗客227人に、同社のロゴをあしらったペンやタオルなどを社員らが手渡した。搭乗ゲート前には、乗客への感謝を伝えるメッセージボードを掲げた。
片岡優社長は報道陣に「引き続き魅力的な料金設定で、次は1億人を目指したい」と話した。
同社は12年7月、成田と新千歳、福岡を結ぶ2路線で就航した。現在は成田―那覇、下地島など国内19路線のほか、上海やマニラなど海外5路線を運航している。
国内LCCの累計搭乗者数5千万人突破は、昨年4月に達成したANAホールディングス系列のピーチ・アビエーション(大阪府田尻町)に続き2例目。
(共同通信)