舟越 桂さん(ふなこし・かつら=彫刻家)29日夕、肺がんのため東京都の病院で死去、72歳。盛岡市出身。
大理石の目をはめ込んだクスノキの木彫の人物像で知られ、国内外で高く評価された。遠くを見つめ深い精神性をたたえた作品は、天童荒太さんの小説「永遠の仔」、須賀敦子さんの「コルシア書店の仲間たち」など多くの書籍の表紙にも使われた。
平櫛田中賞、中原悌二郎賞を受賞。11年紫綬褒章。
(共同通信)
舟越 桂さん(ふなこし・かつら=彫刻家)29日夕、肺がんのため東京都の病院で死去、72歳。盛岡市出身。
大理石の目をはめ込んだクスノキの木彫の人物像で知られ、国内外で高く評価された。遠くを見つめ深い精神性をたたえた作品は、天童荒太さんの小説「永遠の仔」、須賀敦子さんの「コルシア書店の仲間たち」など多くの書籍の表紙にも使われた。
平櫛田中賞、中原悌二郎賞を受賞。11年紫綬褒章。
(共同通信)