西武は11日、国内フリーエージェント(FA)権を行使してソフトバンクに移籍した山川穂高内野手(32)の人的補償として、甲斐野央投手(27)を獲得すると発表した。渡辺久信ゼネラルマネジャーは救援の強化が課題だったとし、「熟考した。いい戦力だと思う。現場も喜んでいた」と話した。
甲斐野は兵庫・東洋大姫路高から東洋大を経て、2019年にドラフト1位でソフトバンク入団。1年目から65試合に登板し「プレミア12」日本代表に選出された。通算成績は160試合で7勝8敗11セーブ、41ホールド。ソフトバンクを通じ「ホークスには本当にお世話になり感謝しかありません。僕を評価、指名してくれた西武にも感謝しています。ベルーナドームでプレーするのが楽しみです」とコメントした。
(共同通信)