【北中城】昨年9月に東京で開催された「チョコレート イノベーション コンテスト2023」で、審査員特別賞と味覚審査特別賞を受賞した作品「Magie(マジー)」のお披露目会が2月1日、北中城村のEMウェルネス暮らしの発酵ライフスタイルリゾートで開かれた。
チョコレートやカカオ製品の使い方や見せ方、味わい、創造性の向上を目的とするコンテストで、同ホテルのチーフパティシエ上門梨乃さん(37)は、革新的なレシピとして特別に表彰された。オフィシャルアンバサダーにも就任した。
みりんや捨てるオレンジの皮を使い、健康や地球環境への思いを表現したスイーツで、卵や牛乳を使わないビーガンケーキ「マジー」はフランス語でマジックを意味する。
作品について上門さんは「一番のこだわりは見た目でビーガンと思えないほどの自然の甘さや食感、ナッツの滑らかさ」と述べ、「チョコの茶色だけではなく『ワォ!』と驚く、色鮮やかな作品を作りたい」と今後の目標を語った。受賞作「マジー」は同ホテルで2月14日~3月14日の1カ月、期間限定で販売する。
(喜納高宏通信員)