迫力の「二郎系」ラーメン、気軽に 麺と飯ソウハチヤ(沖縄市)<うちなー味まーい>111


迫力の「二郎系」ラーメン、気軽に 麺と飯ソウハチヤ(沖縄市)<うちなー味まーい>111 通常の豚ラーメンに追加でチャーシューが2枚と卵が乗った「特製豚ラーメン(小)」(1100円)の野菜マシ
この記事を書いた人 Avatar photo 福田 修平

 どんぶりが運ばれると、その見た目と食欲を激しく誘う香りで圧倒される一杯。山盛りの野菜と背脂、ニンニク、豚のうまみが強いスープなどが特徴の「二郎系」ラーメンなどを提供するのは、沖縄市泡瀬に本店を構える「麺と飯 ソウハチヤ」だ。社員で内装を作り上げたという店舗は明るい雰囲気で、テーブル席も豊富なため、家族でも入店しやすい。

 看板メニューは、口の中でほぐれるチャーシューが乗り、野菜や背脂、ニンニクなどのトッピングの「マシ(大盛り)」が無料の豚ラーメン(小、900円)だ。スープは油と溶け合い、まろやかな味が特徴で、ニンニクの香りが引き立つ。麺は太い縮れ麺で、トッピングの背脂にまみれた野菜と共に口に運ぶことで多幸感が押し寄せる。

 豚ラーメンは王道のしょうゆに加え、みそ、塩などがあり、二郎系ラーメンの中でも珍しい味が楽しめる。二郎系のハードルの一つでもあるトッピングの頼み方も、食券機で入力するだけなので初めての来店でも注文しやすい。

 他にもさっぱりとした味わいの生姜(しょうが)ラーメン(900円)や、大盛りのチャーシューが乗った特製焼豚炒飯(1100円)、キッズ二郎(500円)などメニューも豊富だ。

 同店は現在、うるマルシェや沖縄市松本など本島中部を中心に展開しており7月に琉球大学前への出店も予定している。ソウハチヤを運営するグロウアラウンド(沖縄市胡屋)の白鳥拓論社長は「老若男女幅広くお客さんが来てくれている。今後はラーメン好きな人もそうでない人も沖縄に来たら行きたいと言われるお店になりたい」と語った。

 営業時間は午前11時半~午後8時45分ラストオーダー、毎月第2水曜日が定休日。住所は沖縄市泡瀬5の2の1、電話098(923)0460。

(福田修平)

「麺と飯 ソウハチヤ」を紹介するグロウアラウンドの白鳥拓論社長