【嘉手納】中部保護区保護司会の管内にある嘉手納町、沖縄市、北谷町、読谷村で1日、第74回社会を明るくする運動出発式が行われた。嘉手納町であった出発式には中部保護区推進委員会(松堂哲夫推進委員長)、町更生保護女性会(嵩原妙子会長)の会員や當山宏町長らが参加し、住民が力を合わせて犯罪や非行のない社会を築いていこうと誓った。
松堂推進委員長は「沖縄は全国比で再犯率が高く、犯罪を犯した人を引き取る家族がいない、住む家や仕事がないという課題がある。あらゆる組織が連携して誰一人取り残さないために協力していきましょう」と呼びかけた。嵩原会長、當山町長もあいさつし、決意を述べた。岸田文雄総理大臣、玉城デニー県知事、半嶺満県教育長のメッセージ伝達も行われた。
(石井恭子)