沖縄の青い海をフィールドに女子、男子、大人から子どもまでが岩を抱え、水着で海底を駆け巡るロックな闘い「水中ロックラグビー」。
日付の語呂合わせから「ロックの日」の9日、沖縄県うるま市伊計島の大泊ビーチで、素潜りして水中で競うラグビーのようなスポーツ「ウオーターロックラグビー」のミニゲームがあった。競技は水難事故を防止するライフセーバーのトレーニングとして誕生し、国内では2003年から渡嘉敷島などで全国大会が実施されている。海中で声は通らず、視界は狭く、息は続かない。ロックは浮力で軽くなるものの、ボールのようには扱えない。制約が多い中、仲間と無言の意思疎通でロックをつなぐ。