【動画あり】クジラ1頭が迷い込む、オキゴンドウか 沖縄・浦添市の牧港漁港


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漁港に迷い込んで泳ぎ回るオキゴンドウ=23日午後1時43分、浦添市の牧港漁港(ジャン松元撮影)

 浦添市の牧港漁港に23日、オキゴンドウの子どもとみられるクジラ1頭が迷い込んだ。体には数カ所の傷跡のようなものがあった。時折、水面に顔を出すクジラの様子を、漁師や地域住民、観光客らが見守った。

 沖縄美ら島財団海獣課によると、クジラの体長は約2・5メートル。群れとはぐれ、港に迷い込んだ可能性がある。体の傷跡はダルマザメなどに襲われた際に付いたとみられるが、命に関わる傷ではないという。

 家族でクジラを見に来た7歳の女児は「野生のクジラを見るのは初めて。餌をあげたり、背中に乗ってみたりしたかった」と話した。

 ソデイカ漁を営む漁師の平田錦さん(49)は「イルカやクジラは針にかかったイカを食べるので敵だったのに、港で見るとかわいく見えるさ」と笑顔で見守った。
(金城大樹)

https://www.youtube.com/watch?v=/BODKm6WgJ9s