第33回琉歌大賞(主催・同実行委員会、共催・恩納村、恩納村商工会、琉球新報社)の表彰式が10日、恩納村ふれあい体験学習センターゆうなホールで開かれた。一般の部大賞の宮城里子さん(84)=名護市、児童生徒の部大賞の東恩納玲さん(12)=山田小6年=ら入賞者に賞状や記念品、副賞などが贈られた。今年は「旅」をテーマに、一般130人(317首)、児童生徒450人(553首)の応募があった。
宮城さんは旅行で訪れた西表島で仲良川に浮かぶ無数のサガリバナなど、情景を歌にした。賞状を受け取った宮城さんは「家族をはじめ関わりのあった全ての人に感謝したい」と語った。
学校の離島体験で伊平屋島に行った際に見たウシデークを歌にした、東恩納さんは「伊平屋島の皆さんに感謝したい」と話した。
第34回のテーマは「虹」で、7月ごろに公募開始を予定している。
(池田哲平)