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【写真特集】無心の演技、次代へ 宮城能鳳さん、日本芸術院の会員に


【写真特集】無心の演技、次代へ 宮城能鳳さん、日本芸術院の会員に 組踊「銘苅子」で天女を演じる宮城能鳳=2016年4月、浦添市の国立劇場おきなわ
この記事を書いた人 アバター画像 琉球新報朝刊

 芸術活動で顕著な功績があったとして、日本芸術院(野村萬院長)の会員に「組踊立方」人間国宝の宮城能鳳(85)=与那原町=が沖縄県出身者として初めて選ばれた。琉球王国時代に生まれた組踊を今につなぎ、琉球芸能の周知と発展に貢献してきた。先達の思いを受け、後進の育成にも励んできたこれまでの歩みを写真で振り返る。

国立劇場おきなわの開場記念式典で「執心鐘入」を演じる宮城能鳳(左)。県立芸大の教え子・東江裕吉と共演した=2004年1月、浦添市
「ナークニー・汀間とぅ」で共演する(左から)人間国宝の宮城能鳳、照喜名朝一、西江喜春=2016年7月、那覇市民会館
1982年に旧琉球新報ホールで開いた第1回独演会を終え、初代宮城能造(右)と舞台に立つ宮城能鳳