沖縄県内外の酒類の消費拡大を目的に、南島酒販(西原町)が主催する「2023年総合酒類展示会」が7日、那覇市のロワジールホテル那覇で開催された。県内外の酒造会社や酒販店約110社が出展し、泡盛や日本酒、焼酎、ワインなどの酒類約1400種類が集まった。小売店や飲食店の業者ら400人以上が来場。各ブースを回って商品の味を確かめながら商談や交流を行った。
南島酒販によると、例年と比較して高価格帯商品の出品が多く、品質の高さを求める市場ニーズに合致しているという。泡盛やワインといった定番商品でもフレーバーの種類が豊富だったり、パッケージに工夫が施されていたりと各社の個性が出ていた。同社の大岩健太郎社長は「コロナ禍で酒類の消費が減少していたが、業界が盛り上がっていけば」と期待を示した。
(普天間伊織)