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景気動向指数、8期連続プラス 7~9月、上昇基調 おきぎん経済研究所


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この記事を書いた人 Avatar photo 當山 幸都

 おきぎん経済研究所(垣花秀毅社長)が28日発表した7~9月期の企業動向調査は、前年同期と比べた業況感を示すDI(景気動向指数)が全体で32・4となり、8期連続のプラスだった。新型コロナウイルスからの業況回復で上昇基調が続いているが、資材高騰や人手不足の影響を受け、DIがゼロ(土木業)となる業種もあった。
 業種別の業況DIは「運輸、郵便業」が71・4、「その他サービス業(宿泊・飲食等)」が69で高い水準にある。一方、土木業はゼロで、「情報通信サービス業」(16・7)、「専門・技術サービス業、他」(17・6)も比較的ポイントが低かった。
 7~9月期の雇用DIはマイナス29で、人手不足感は強い状況が続いている。
 来期(10~12月期)の見通しは業況DIが40・5とプラス、雇用DIはマイナス17・8となっている。
 同研究所は「価格転嫁や人手不足の課題があるため、業況に及ぼす影響を注視する必要がある」と指摘している。 

(當山幸都)