トマト1玉200円以上も…沖縄でも野菜が高い! カボチャやピーマン、ニンジンも値上げ幅大きく


トマト1玉200円以上も…沖縄でも野菜が高い! カボチャやピーマン、ニンジンも値上げ幅大きく トマトを手にする消費者=24日、那覇市天久の天久りうぼう
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 全国的な猛暑による不作などを受け、県内の野菜価格が高騰している。トマトの上昇幅が最も大きく、23日時点で1キロ当たりの卸売価格(中値、税込み)は前年同月比で2.1倍の1340円に値上がりした。

 トマト1玉が200円以上の値段で販売されている店舗もあり、料理に欠かせない野菜の高騰が家庭や飲食店を直撃している。

 トマト以外でも、カボチャやピーマン、ニンジンなどの値上げ幅が大きい。23日時点の卸売価格(中値)と、前年同月の卸売価格を比較すると、カボチャは前年同月比1.8倍の367円、ピーマンは同1.7倍の847円、ニンジンは同1.4倍の301円だった。

 沖縄協同青果の担当者によると、燃料費の高騰が卸価格に反映されていることも野菜価格高騰の原因の一つだという。担当者は「12月ごろには県内でトマトやキャベツ、レタスなどの出荷量が増えてくるので、価格も落ち着いてくるのではないか」と話した。

(玉寄光太)