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全保連が東証スタンダード市場に上場 迫社長「沖縄からスタートできて良かった」 初値は580円


全保連が東証スタンダード市場に上場 迫社長「沖縄からスタートできて良かった」 初値は580円 スタンダード市場への新規上場を祝って鐘を打つ迫幸治社長=25日、東京証券取引所
この記事を書いた人 Avatar photo 與那嶺 松一郎

 【東京】家賃債務保証の全保連(那覇市、迫幸治社長)は25日、東京証券取引所の中堅企業向けスタンダード市場へ上場した。初値は580円(公開価格600円)だった。

 東証で開かれた上場セレモニーで上場通知書を迫社長が受け取り、新規上場を祝う鐘を打った。式典後、迫社長は「沖縄からスタートできて良かったと思う。株主、沖縄の皆さんに恥じないように大きく飛躍していきたい」と話した。

 スタンダード市場への上場は沖縄セルラー電話に続いて沖縄県内から2社目となった。

 全保連は2001年11月に設立した。滞納家賃を保証するシステムで借り主から受領する保証委託料などを収益源とする事業を構築した。全国主要都市に営業拠点19カ所を構える。(斎藤学)