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首里城瓦でものづくり体験 沖縄の産業まつり


首里城瓦でものづくり体験 沖縄の産業まつり 首里城破損瓦を使った置物作りに参加する山城玲実さん(手前左から2人目)と糸都さん(同左端)親子ら=日、那覇市の奥武山公園
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県土木建築部首里城復興課は27~29日開催の沖縄の産業まつりで、首里城火災の際に焼け残った瓦を活用したものづくり体験イベントを開催している。参加無料。奥武山公園でイベントを運営しているアトリエゆう(浦添市)の毛呂祐子講師は「首里城の瓦に実際に触れて重さや堅さを体験し、首里城や文化財に興味を持ってもらいたい」と参加を呼びかけた。
 与那原町から参加した山城玲実さん(35)と糸都(いと)さん(3)親子=写真=は、ニュースでイベントを知り会場に来たという。瓦に色を塗ったり、シールを貼ったりして作品を作っていた糸都さんは「楽しい」と笑顔を見せた。(玉寄光太)