日本ロボットシステムインテグレータ協会(東京都)は28日、沖縄の産業まつりで「2023ロボットアイディア甲子園!沖縄大会」を開いた。県内の高校から3人が発表を行い、豊見城南高校2年の中原悠太さんが最優秀賞を受賞した。
本大会は高校生や高専生を対象に、ビジネスで生かせる新たな産業用ロボットを提案するもの。中原さんは「タスケルン」というロボットを提案した。自動体外式除細動器(AED)を搭載し、街中や商業施設などを巡回することで、救命措置を迅速に行うことを可能にする。また、ロボットに企業広告をラッピングすることで、運営費用を賄うという発想が評価された。中原さんは12月2日に東京ビックサイトで開かれる全国大会に出場する。
そのほかの出場者は次の通り。 (敬称略)
坂本久則(浦添工業1年)、下地慧武(浦添工業2年)
(玉寄光太)