世界遺産でナイトツアー 国内初、中城城跡と最先端MRが融合「特別感、楽しんで」23日から


世界遺産でナイトツアー 国内初、中城城跡と最先端MRが融合「特別感、楽しんで」23日から 中城城跡のナイトツアーへの参加を呼びかける中城村観光協会の島袋雄一事務局長(左)、中城村の糸数昌樹商工観光係長=10月25日、県庁
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 中城村は23~26日の4日間、中城城跡の夜間ツアー「中城ハンタ道と琉球文化に触れる夜」を開催する。屋外の世界遺産と最先端のデジタル技術MR(複合現実)が融合した国内初のコンテンツが楽しめる。夜の観光コンテンツを促進する目的で、夕暮れ以降は閉園している中城城跡を開放する。インバウンド(訪日客)や県外客のみならず、県民の誘客も目指す。

 首里駅前に集合し、首里城を観光した後、中城に移動。東太陽橋(中城ハンタ道)を通り、ガイドの解説付きで中城城跡の域内を巡る。海の生命をテーマにした15分間のMR体験をして、県庁前に戻る。中城村産業振興課の糸数昌樹商工観光係長は「夜の世界遺産を散策できる特別感の中で、最先端の技術を活用した世界に一つだけのストーリーを楽しんでほしい」と話した。

 1日当たり定員は80人。大人4500円、18歳未満3千円、3歳未満は無料(バス代、入場料、弁当代、旅行保険などを含む)。詳細や申し込みは中城村観光協会のホームページから。 

(與那覇智早)