有料

沖電、COP28参加へ パラオの再エネ普及発表


沖電、COP28参加へ パラオの再エネ普及発表 沖縄電力(資料写真)
この記事を書いた人 Avatar photo 當山 幸都

 沖縄電力は15日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで30日から開催される国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)に、本永浩之社長らが参加すると発表した。会場内に設けられるジャパンパビリオンで、パラオで続けている再生可能エネルギー普及や脱炭素化に向けた取り組みについて発表する。同社がCOPに参加するのは初めて。
 本永社長や沖電グループのシードおきなわの横田哲社長、比嘉秀樹エグゼクティブディレクターが参加する。沖電などは2022年度から環境省の「都市間連携事業」を活用し、パラオでリゾートホテルに太陽光パネルと蓄電池を無償設置する導入可能性や、再エネ比率が増した場合の系統安定化の課題などを検討している。発表は12月6日の予定。 (當山幸都)