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今帰仁村の新名産に 「黒糖バター」が二つ星 昔ながらの黒糖にバターが融合


今帰仁村の新名産に 「黒糖バター」が二つ星 昔ながらの黒糖にバターが融合 今帰仁村産黒糖を使用した「黒糖バター」を手にする、「今帰仁来てね」の我謝賢取締役(左)と、黒糖を生産する共栄社の與那勝治代表=9日、今帰仁村
この記事を書いた人 Avatar photo 池田 哲平

 【今帰仁】今帰仁村を拠点に事業展開する「今帰仁来てね」(大関将広社長)は、村産黒糖を用いた「なきじん手づくり黒糖 黒糖バター」を開発し、村内外から人気を集めている。昨年12月には優れた商品を審査する「フードプロフェッショナルアワード2023」で「二つ星」を獲得した。今帰仁の魅力を詰め込んだ新たな名産として、徐々に認知度も上がっている。

 地元食材の「新しい食べ方」をテーマに昨年、開発を始めた。黒糖製造・販売の共栄社(今帰仁村、與那勝治代表)の黒糖を使用。昔ながらのじか火、釜だき製法で作られた香り豊かな黒糖に上質なグラスフェッドバターを入れ、滑らかな口当たりを引き出した。

 化学調味料や合成保存料、人工甘味料などは不使用。パンに塗っても重たくなく、フルーツ、ナッツと合わせて食べることで新たな味わいを楽しめる。昨年8月に「今帰仁来てね」が運営する観光施設「DRIVE IN リカリカワルミ」で発売したところ、試食して買い求める客が増えている。

 同社の我謝賢取締役は「今帰仁の自営業者と一緒に作りたいと思い、開発した。まろやかで豊かな味わいに仕上がっている」と話した。共栄社の與那代表は「生産者として、受賞はうれしい限りだ」と喜んだ。

 880円(税込み)で、「リカリカワルミ」での限定販売。同じ黒糖を使用した「生姜(しょうが)焼きたれ」や「黒糖ミルクの素」も取り扱っている。

 (池田哲平)