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「娘においしく食べてほしい」県産キノコのレシピ開発 大宜見さんのチーズクラッカー、全国大会へ


「娘においしく食べてほしい」県産キノコのレシピ開発 大宜見さんのチーズクラッカー、全国大会へ 「県産きのこ料理コンテスト」で全国大会コースでグランプリに輝いた大宜見かおりさん(前列左から3人目)と審査員特別賞を獲得した高良光さん(同4人目)、簡単レシピコースでグランプリに輝いた上里あかりさん(同2人目)と審査員特別賞を受賞した狩俣ゆうこさん(同5人目)ら(提供写真)
この記事を書いた人 Avatar photo 玉寄 光太

県農林水産部は14日、県産キノコを使用したレシピを競う「沖縄県産きのこ料理コンテスト」の最終審査を、糸満市の糸満市観光文化交流拠点施設シャボン玉石けんくくる糸満で開催した。全国大会出場コースに大宜見かおりさん、簡単レシピコースで上里あかりさんがグランプリに輝いた。

「沖縄県産きのこ料理コンテスト」の全国大会出場コースでグランプリに輝いた大宜見かおりさんの「おきなわきのこのチーズクラッカー~スパイスクリームディップソースを添えて~」(提供写真)


 大宜見さんは「おきなわきのこのチーズクラッカー~スパイスクリームディップソースを添えて~」を発表した。県産シメジとシイタケを混ぜて焼き上げたクラッカーに、クリームチーズを使用したディップソースにつけて食べるデザートで、「どうしたらキノコをおいしく食べられるかを考えて、娘のために作ったレシピ」だという。大宜見さんは3月に東京で開催される全国大会に出場する。
 上里さんは「キノッピーオムレツ」を発表した。県産シメジとエリンギ、トマトなどを卵と混ぜて耐熱容器に入れ焼き上げたオムレツ。
 沖縄調理師会の前川守晃会長は、審査員を代表して「勉強させていただいた」とコメントした。
 そのほか、審査員特別賞に全国大会出場コースで高良光さん、簡単レシピコースで狩俣ゆうこさんが選ばれた。 (玉寄光太)