沖縄県内最大の農林水産業イベント「おきなわ花と食のフェスティバル」(同推進本部)が20、21両日の午前10時から、那覇市の奥武山公園で開催される。今回で17回目。コロナ禍による中止や延期などを経て、5年ぶりの通常開催。2日間で13万人の来場を見込んでいる。
地産地消をテーマに、新鮮で良質な県産農林水産物・加工食品などの消費拡大と生産振興を図る。131の団体や個人が出展する。
畜産物を扱う「まーさん市場」や山の市、海鮮市場で県産品を販売する。また、野菜や花卉(かき)などの品評会もある。出品された上質な農産物は、21日午後4時からの「野菜交換会」で1枚500円のチケットと交換できる。
同推進本部長を務めるJAおきなわの前田典男理事長は「県産の農畜産物を実際に見て、知って、触れて、味わっていただきたい」と呼びかけた。 (玉寄光太)