県調理師会(照屋寛幸会長)は1月30日、経験10年以上の料理人を対象とした、和食・洋食・中華・琉球料理のジャンルを問わないコンテスト「シェフ・オブ・ザ・イヤー沖縄2024」の開催を発表した。昨年に続き2回目。ジャンルを超えて技術や表現力を高め合い、観光立県沖縄の将来を担う料理人材の発掘と育成を図る。
応募資格は県出身者または沖縄在住2年以上。書類審査の1次予選では、県産ブダイ(イラブチャー)を主材料としたレシピを提出する。2次予選では、実際に審査員の前で調理する。準決勝は県産アグーの三枚肉、決勝では前菜に県産クルマエビ、メインに県産和牛のタン、デザートにゴーヤーと島豆腐、卵、黒糖を使った料理で競う。
審査委員長の照屋寛幸県調理師会長は「共に100年先へ届けるごちそうを作っていこう」と参加を呼びかけた。応募期間は2月1日~3月15日。大会エントリーや詳細は「シェフ・オブ・ザ・イヤー沖縄2023」ホームページ。 (玉寄光太)