【写真特集】カタールの発展・活気、沖縄の経済人が体感 琉球新報社・海外経済視察


【写真特集】カタールの発展・活気、沖縄の経済人が体感 琉球新報社・海外経済視察 <近未来>近未来的な高層ビル群が並ぶオフィスビル街=カタール・ドーハ
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 エネルギー資源で経済発展を遂げ、近年は観光産業にも力を入れる中東カタール。琉球新報社の2023年度海外経済視察団(団長・普久原均琉球新報社社長)は1月16~22日、複数のスタジアムが建設され、市街地開発が進むカタールの首都ドーハを訪れた。さまざまな業種の県内各企業から37人が参加。観光業や文化などに触れ、着実な成長を続ける同国の活気を肌で感じ取った。自由行動時間にサッカーアジア・カップ日本戦の観戦も楽しんだ。

 視察団は16日に東京・羽田空港から約12時間の飛行でカタールのドーハ・ハマド国際空港に到着した。国土の大部分は起伏の少ない砂地だが、石油やガスなどエネルギー資源で発展しドーハを中心に開発が進んでいる。

 滞在4日間で国立博物館や教育施設、イスラム教の礼拝堂モスク、市場などを見て回った。近未来的な高層ビルが並ぶオフィス街などデザインや機能性を重視した市街地開発が特徴的で、太陽光発電による無電柱化や緑化など、力を入れる観光客誘致の取り組みに関心を高めた。文化施設や世界遺産などにも足を運び、アラブやイスラムの伝統を体感した。

 18日には四輪駆動車で砂漠を駆け巡るツアーを体験。19日は自由行動時間にサッカーアジア・カップ、日本―イラク戦を観戦し、約3万8千人が来場した国際大会の熱気を感じた。

 初めて参加したフィットネスクラブ「touch(タッチ)」(那覇市)の小渡勝徳社長は「外国の経済状況を学ぶことができた。異業種交流ができたことも良かった」と満足げだった。

 新型コロナウイルス感染症の影響で中止していた琉球新報社の海外経済視察は4年ぶり。創刊130年記念の企画として再開した。経済視察の様子を写真で紹介する。

 (謝花史哲)

<ライトアップ>近未来的なビルが並ぶドーハの開発地。ライトアップに力を入れているという
<伝統>伝統衣装を着込むなどアラブやイスラム教の文化を学ぶ視察団
<砂漠>四輪駆動車で砂漠を駆け巡るツアーを体験
<モスク>国立図書館や大学、病院などが集積する「エデュケーションシティー」内に設置されたイスラム教の礼拝堂モスク
<視察団>カタラ文化村の屋外劇場を見学する視察団

<協賛企業> 御菓子御殿、沖縄海邦銀行、沖縄サントリー、沖縄食糧、沖縄総合フーズ、おきなわフィナンシャルグループ、金秀建設、スズキ自販沖縄、セコム琉球、創和ビジネス・マシンズ、大成ホーム、ディーズプランニング、徳慶、福山商事、みつわ産業、リポースカンパニー、琉球海運、琉球新報開発、琉球物流、琉球リース、琉信ハウジング、りゅうせき(五十音順)

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