有料

世界に観光PR 岐阜の事例学ぶ OCVBセミナー 沖縄


世界に観光PR 岐阜の事例学ぶ OCVBセミナー 沖縄 サステナブルツーリズムセミナーで沖縄観光の概況を話す日本交通公社沖縄事務所の中島泰おきなわサステナラボ長=4日、那覇市
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 県と沖縄観光コンベンションビューローは4日、観光地の環境に配慮したサステナブルツーリズムを考えるセミナー「世界から選ばれ続ける『沖縄』になる!~戦略としてのサステナブルツーリズム~」を那覇市内で開いた。観光名所の魅力について戦略的に海外発信している岐阜県の事例を学んだ。

 岐阜県観光誘客推進課の加藤英彦課長は、2009年から毎年行っている県知事のトップセールスで、19年の外国人宿泊者数が09年の11倍になったことを紹介した。

 岐阜県では、観光、食、モノづくりを三位一体として考え、世界的なデザイナーと県内の伝統工芸職人のコラボを行うほか、海外主要都市に県産農畜産物の販売拠点ネットワークを構築している。世界の持続可能な観光地トップ100に選出された白川郷や下呂温泉街などをブランディングして世界に発信している。

 日本交通公社沖縄事務所の中島泰おきなわサステナラボ長は沖縄県のサステナブルツーリズムの現状などについて説明した。

 日本政府観光局(JNTO)事業・プロモーション統括グループの田浦靖典マネージャー代理は海外の観光マーケット動向について話した。 

(與那覇智早)