有料

沖縄県内でバス自動運転を実験 第一交通、NECなど 運転手なしでの走行目指す


沖縄県内でバス自動運転を実験 第一交通、NECなど 運転手なしでの走行目指す
この記事を書いた人 Avatar photo 共同通信

 タクシー大手の第一交通産業(北九州市)と配車システム開発の電脳交通(徳島市)、NECは13日、自動運転分野で業務提携を結んだと発表した。一定の条件下で運転手が不要になる自動運転「レベル4」の全国導入を目指し、3社のノウハウと技術を持ち寄る。地方の運転手不足の解消が狙いで、2024年度内に沖縄県でバスを使った実証実験を行う。

 第一交通によると、実証はアクセルやブレーキが自動で、運転手が乗る必要がある「レベル2」から開始。安全性や運行上の課題を長期的に検証する。沖縄県内の第一交通グループのバス会社が運行を担い、電脳交通とNECは遠隔監視のシステムなどの技術面を担当する。

 実証時の走行区間は今後、県内の自治体に協力を求めて決めるという。

(共同通信)