リニューアルオープン　名護市のわんさか大浦パーク　遊具、レストラン併設

　名護市大浦の「わんさか大浦パーク」は、27日にリニューアルオープンする。子ども向け遊具が新設され、地元の食材を楽しめるレストランも併設される。

　新たな遊具は、マングローブの生き物をイメージし、滑り台やトランポリンを楽しめる。子どもたちの遊び場を求める地元の声があり、最終的なデザインは地元の幼稚園児や小学生らによる投票で決まった。

　指定管理者のわんさかが直営するレストラン「あたいぐゎキッチン」では地元の食材を使い、家庭料理や伝統料理をベースにしたメニューが味わえる。本格オープンする7月頃まで1メニューのみ、一日30食限定で営業する。直売所はリニューアルに合わせ、シークヮーサーの皮などを使ったシークヮーサーアンダギーが新発売される。施設は2011年にグランドオープン。改修の総事業費は約6億8千万円で、沖縄北部連携促進特別振興事業を活用した。わんさかの深田友樹英代表は「地域の内外がつながる場にしたい」と語った。

　営業時間は平日が午前10時～午後5時、土日祝日は午前9時から。定休日は第2・4水曜日。27日から5月6日の営業時間は午前9時～午後6時まで。

　（武井悠）