過去最多の参加見込む IT商談会「リゾテック」11月14、15日に沖縄アリーナで


過去最多の参加見込む IT商談会「リゾテック」11月14、15日に沖縄アリーナで リゾテックエキスポ2024インオキナワ実行委員会の稲垣純一委員長(前列中央)ら関係者=9日、那覇市
この記事を書いた人 Avatar photo 與那覇 智早

 国際的なIT展示商談会「リゾテックエキスポ・イン・オキナワ」の実行委員会(稲垣純一委員長)は9日、那覇市の八汐荘で会見し、11月14、15の両日に沖縄市の沖縄アリーナで開く2024年大会の概要を発表した。プレを含め6回目の開催。参加数は過去最多の250社を見込み、現地来場者が1万人、オンラインが5千人の計1万5千人の目標を掲げている。

 稲垣委員長は「アジアとの架け橋の結節点として沖縄が活躍することで、ITをはじめ全ての産業が発展することを期待する」と意気込みを語った。

 テーマは、「沖縄がつなげるアジアと日本」。香港や台湾、韓国からの出展も想定し、予算規模は前年比18%増の1億1600万円を見込む。コザ運動公園、商店街など近隣施設のほか、名護市や那覇市、東京にサテライト会場を設け連携イベントの開催を予定する。

 サテライト会場などを回る学生向けの団体ツアーやワークショップなどもあり、DX(デジタルトランスフォーメーション)への理解が薄い層に向けた発信を強化する。スタートアップ企業などに向けた特別価格での展示ブース提供もある。
 公式サイトで出展申し込みを受け付けている。 (與那覇智早)