沖縄ステーキ地域ブランド推進協議会(COOKS)として活動してきた県内のステーキ店の経営者たちが「一般社団法人沖縄ステーキ協会」を立ち上げた。法人化で沖縄独特の「ステーキ文化」発信に向けたイベント開催などの活動基盤を強固にする。沖縄ステーキ文化を発信するための助成金の受け皿づくりなども図る考えだ。
![沖縄のステーキ文化発信に向けた体制強化のために立ち上がった一般社団法人沖縄ステーキ協会のメンバーら=10日、那覇市のメカルガーデン](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/2024/05/5-13-1.jpg)
10日に那覇市内で役員らが設立発表会を開いた。会員10社と関連する協賛企業11社が加盟する。会長には仲本貴博氏(ジャンボステーキハンズ)が就任した。副会長は金城康樹氏(ステーキハウス88)と高江洲義司氏(キャプテンズイン)、理事は松島朝史氏(01ステーキ)、大里かんな氏(ステーキハウスチャコ)が就任した。
会は既にロゴマークや専用のウェブサイトを作成した。今夏には会員店舗で使えるお得な「共同食事券」も発行するなど、業界全体の盛り上げを目指す。
![沖縄ステーキ協会のロゴ](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/2024/05/a-2.jpg)
10年計画では「沖縄ステーキの日」の制定や空港に「ステーキ村」の設置などを目指していく。
仲本会長は「法人化で活動の幅が広がる。私たちはパワーあふれるステーキ王国の親善大使だ」とPRした。
(島袋良太)