石垣―台湾・基隆を結ぶ定期航路の就航を検討している石垣市は21日、使用する船に韓国船籍の「PANSTAR DREAM(パンスタードリーム)」(約2万1千トン)を候補に追加したと発表した。
これまでに公表している「ナッチャン・レラ」(約1万1千トン)と比較し、年内に選定する。
パンスタードリームは全長160メートル、全幅25メートル、高さ16・81メートル。旅客定員は545人。20フィートコンテナ180台分を積載可能。韓国の海運会社パンスターが所有する。
ナッチャン・レラに比べ大型だが、速度に課題があるという。市は速度や燃費効率など、さまざまな課題を精査して決定し、所有社と契約の在り方について交渉するとした。
(照屋大哲)