県商工会連合会は27日、那覇市の沖縄ハーバービューホテルで本年度の通常総会を開催した。
米須義明会長(59)=北谷町商工会長=の3期目となる再任を全会一致で承認した。副会長は松田泰昭氏(64)=本部町商工会長、金城宏孝氏(61)=南風原町商工会長、大濱達也氏(66)=石垣市商工会長=を再任したほか、新たに下地浩之氏(61)=西原町商工会長=も就任し、4人体制となる。
親川進専務理事(66)は退任し、津波古透事務局長(59)が後任に就いた。
3期目続投となる米須会長は「物価高騰や人手不足、賃上げ圧力がある中、中小・小規模事業者が埋もれてしまわないよう、賃上げと価格転嫁に特に力を入れていきたい」と抱負を述べた。
総会では小規模事業者経営改善功労で南大東村商工会の垣花恵忠会長を表彰した。照屋義実副知事が表彰状を手渡した。また優良商工会として石垣市商工会に県商工会連合会会長表彰を贈った。2023年度の決算も承認した。
(島袋良太)